フランス日々是好日

フランスの大学で手話通訳・翻訳の技術を学んでいます。仏在住5年目、主婦、1児の母です。

土砂降りの朝

緑濃くなり、爽やかないい季節になってきました。

最近は夏に向けて日がぐんぐんのび、夜の21時過ぎても明るく、長く夜を楽しめます。

 

とはいうものの、昨日今日と続けて朝の保育園の送りのときには、

雨にふられて参りました。

私は車の運転をしないのでベビーカーを押しながら住宅街を潜り抜けて、

バス停に向かいます。

雨の日のベビーカーの送り迎えって、世の中のお母さんならわかると思うけれど、

面倒くさいですよね。

 

ベビーカーにビニールシートをかぶせ、左手でベビーカーを押し、右手で傘を持ちます。舗装されていない砂利道だと、まさに蛇行運転状態。

昨日はちょうど外出時にバケツをひっくり返したような雨に風。保育園に着いたときには、息子のズボンがびっしょりになっていたので、急いで持ってきた着替えで代用しました。

 今住んでいるところは町から西に10キロほどの閑静な住宅街で、子育てしやすい環境で気に入っているのですが、難を言えば、夜間のバス運行がすぐに終わってしまうこと。夜に用事があり街の方まで出てしまうと、帰りの足に困ります。

来年には息子も幼稚園になるし、近い将来は習い事の送り迎えも出てきそうだし、 そろそろペーパードライバー脱出を図るタイミングかもなぁ。(^^)

 

 

 

乾杯が関西??


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5月のフランスは祝日が多い。
昨日25日はAscension キリスト昇天祭の祝日でした。それを受けて26日はferie de pont、祝日と週末をくっつけての休日になり、4連休の週末。

息子の通うcrecheも夫の会社もお休みなので、25日の夜は息子を夫に預けて久しぶりに街に繰り出しました。

同じ学部のフランス人の友達が、日本食を体験してみたいということで、市内中心部にある日本人が経営していて前から時々行っている居酒屋を予約しておきました。

日本のことをよく知らないフランス人たちは日本食=寿司!というイメージを持っていることが多いのですが、居酒屋の豊富なメニューを見て、バリエーションに富んだものだと知ってもらえたみたいで良かったです。

とりあえず、焼き鳥やお好み焼きなど定番メニューを注文しました。

先日無事に大学の年度を終えたので、まだ成績がずべて出たわけではなく再試験のリスクはあるものの、

カンパーイ

カンパーイ

とお互いのこれまでの労をねぎらいました。


去年の今頃は見識のなかった人とこうやって飲みにこれるまでの仲になれるなんて。

お酒が入ると、お互いのフランス手話の動きも一段と饒舌ならぬ饒手になります。
あっという間に2時間が経ってしまいました。

途中からは日本酒も入り、
最後には、

かんさーい

あれ、カンサーイだっけ、違ったっけ。

とlea。乾杯と訂正して大笑い。

片づけ週間

f:id:tlsbonheur:20170524121455j:plain久しぶりにブログを開けてみました。

 

5月2日から学期末試験があり、怒涛のような忙しさで日が過ぎていきました。

前回のエントリーが3月15日だったので二か月もブログをほったらかしにしていました・・。

 

2か月もたてば季節は巡り、我が家の近くのプラタナスの街路樹は、芽吹き始めた柔らかい新葉が、深く色濃い緑に変わりしっかりと生い茂っています。

アーモンドの花、ミモザの花が満開だったのが、いつのまに藤の花やライラックの開花を経て、近所の家の庭では色とりどりのバラの花が咲き乱れています。

南仏の青い空に映えてとてもきれいです。

 

去年の九月から大学生活が始まって以来、ゆっくりと家の中の片づけやベランダの庭仕事をする余裕がなかったので

 

思いっきり、片付けしたい!家の中をデコレーションしたい。

思いっきりベランダ菜園したい!

の思いが溜まっていました。

 

今週は片付け週間と称して、ちょっと徹底的にお掃除しています。

ブログも随時更新していこうっと。

 

 

 

 

 

職業インタビュー

 

先週金曜日は、将来のキャリアプランや職業選択を学ぶゼミナールで出された課題のため自分の興味のある職業に従事している人とアポイントを取って、インタビューしてきました。

聞こえない人へのバリアフリーの取り組みに興味があるので、美術館での手話ガイドを行っているジュリエットさんに取材の依頼をおこなったところ、快く引き受けてくださって、美術館での手話ガイドの見学もさせていただきました。

取材の日は、9歳から11歳までの聞こえない子供たちと聞こえる子ども達のグループの美術鑑賞の日で、ジュリエットさんが手話通訳者同伴で美術館の案内をしているところをビデオに収録させてもらいました。

子供たちにどうやって質問を投げかけ、興味を引き出していくのか。どうやって自分の言葉での発言を促していくのか。ただ展示されている作品を眺めるだけで終わる鑑賞ではなく、対話を重視させている様子が印象的でした。

40分×2グループの案内の後の取材だったにもかかわらず、

「近くのカフェに座ってゆっくりやりましょう」と応じてくださり、

私の沢山の質問にもエネルギッシュに答えていただきました。

ジュリエットさんの存在感に圧倒されながら、素晴らしい体験をさせていただいたことに感謝し、まだまだ学ぶことが多いなと感じながら帰路につきました。

 

他人の心配をするということ

いいなぁと思う記事があったので、覚え書きに。

ワタナベ薫さんのブログ。かなり前から拝読させてもらっていて、

 

ameblo.jp

 

確かにそうですね。

心配することは一見優しさや思いやりのようで実はそうでないのかもしれません。

私も他人から心配されるよりも、あなたならできる、大丈夫だと思ってもらえた方が信頼されている気持ちがして嬉しくなります。

心配されると、私の能力を頼りにされてないような気持ちにもなり、がっかりしますね。

 

子育てには心配がつきものですが私も心配するよりも、ある程度は大目に見て大らかに息子の子育てができたらと思いますし、大丈夫、と心から信じてあげたいと思っています。

 

お友達にも、他人にも、あなたなら大丈夫、できるという念というか、想いを送り続けてあげたいものです。

 

プレゼンが終わりました

 

先週金曜日は初めてのプレゼン発表の日でした。

Histoire Sourde 聾者の歴史という専門ゼミナールで、各自が一人か二人歴史上の人物を紹介するというものでした。

フランス人聴者はプレゼンをフランス語でするか、フランス手話でするか選べます。

手話通訳翻訳者を養成する学部なので、聞こえる学生もみんな最低限のフランス手話はできますがプレゼンをするとなるとかなりの語彙力が要求されるので聴者は全員母国語のフランス語での口頭での発表でした。

私のフランス語手話のレベルと近い聞こえる学生たちが、楽な方のフランス語を選択してしまったことに

内心、いいなぁと思ってしまった私・・。(笑)

手話通訳者が聞こえない学生のためにフランス語⇒フランス手話に通訳します。

フランス人の聞こえない学生はフランス手話が母国語ですから、フランス手話でのプレゼンです。

 

聞こえなくて外国人の私は、フランス手話自体も外国語なので、準備が少し大変でしたが、教授(=学部長ですが)が私は日本のろう者の歴史をテーマにしてもいいといってくださって、

高橋潔と西川吉之助という、19世紀から20世紀初頭の日本の聾者の歴史において重要な役割を果たした教育者を選びました。

フランス手話の語彙は事前にフランス人の聞こえない学生に聞いて確認。

プレゼン自体はドイツでたくさん数をこなしてきたのですが、フランスでフランス手話でするのは初めてで少し緊張。

でも終始和やかな雰囲気の中、みんながちゃんとわかるようにすすめることだけを心掛けました。

終わった時には思いがけず、ゼミナールのみんなが拍手をしてくれました。

本当に嬉しかった。

 

 

アーモンドの花

 

年末年始の冷え込みはどこへやら、春のように暖かい日が続いています。

そこかしこにアーモンドの花が咲き乱れ、ミモザもダイナミックな黄色い花をつけ、春の訪れを感じます。

去年の3月には家族で日本に帰国して、満開の桜を楽しんだのを思い出します。

夜も7時くらいまで明るくなり、保育園のお迎えの時間帯も、まだ日が出ているのがいいですね。

市庁舎の近くで撮ったアーモンド。どこかしら桜に似ています。

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