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フランス日々是好日

フランスの大学で手話通訳・翻訳の技術を学んでいます。仏在住5年目、主婦、1児の母です。

職業インタビュー

 

先週金曜日は、将来のキャリアプランや職業選択を学ぶゼミナールで出された課題のため自分の興味のある職業に従事している人とアポイントを取って、インタビューしてきました。

聞こえない人へのバリアフリーの取り組みに興味があるので、美術館での手話ガイドを行っているジュリエットさんに取材の依頼をおこなったところ、快く引き受けてくださって、美術館での手話ガイドの見学もさせていただきました。

取材の日は、9歳から11歳までの聞こえない子供たちと聞こえる子ども達のグループの美術鑑賞の日で、ジュリエットさんが手話通訳者同伴で美術館の案内をしているところをビデオに収録させてもらいました。

子供たちにどうやって質問を投げかけ、興味を引き出していくのか。どうやって自分の言葉での発言を促していくのか。ただ展示されている作品を眺めるだけで終わる鑑賞ではなく、対話を重視させている様子が印象的でした。

40分×2グループの案内の後の取材だったにもかかわらず、

「近くのカフェに座ってゆっくりやりましょう」と応じてくださり、

私の沢山の質問にもエネルギッシュに答えていただきました。

ジュリエットさんの存在感に圧倒されながら、素晴らしい体験をさせていただいたことに感謝し、まだまだ学ぶことが多いなと感じながら帰路につきました。

 

他人の心配をするということ

いいなぁと思う記事があったので、覚え書きに。

ワタナベ薫さんのブログ。かなり前から拝読させてもらっていて、

 

ameblo.jp

 

確かにそうですね。

心配することは一見優しさや思いやりのようで実はそうでないのかもしれません。

私も他人から心配されるよりも、あなたならできる、大丈夫だと思ってもらえた方が信頼されている気持ちがして嬉しくなります。

心配されると、私の能力を頼りにされてないような気持ちにもなり、がっかりしますね。

 

子育てには心配がつきものですが私も心配するよりも、ある程度は大目に見て大らかに息子の子育てができたらと思いますし、大丈夫、と心から信じてあげたいと思っています。

 

お友達にも、他人にも、あなたなら大丈夫、できるという念というか、想いを送り続けてあげたいものです。

 

プレゼンが終わりました

 

先週金曜日は初めてのプレゼン発表の日でした。

Histoire Sourde 聾者の歴史という専門ゼミナールで、各自が一人か二人歴史上の人物を紹介するというものでした。

フランス人聴者はプレゼンをフランス語でするか、フランス手話でするか選べます。

手話通訳翻訳者を養成する学部なので、聞こえる学生もみんな最低限のフランス手話はできますがプレゼンをするとなるとかなりの語彙力が要求されるので聴者は全員母国語のフランス語での口頭での発表でした。

私のフランス語手話のレベルと近い聞こえる学生たちが、楽な方のフランス語を選択してしまったことに

内心、いいなぁと思ってしまった私・・。(笑)

手話通訳者が聞こえない学生のためにフランス語⇒フランス手話に通訳します。

フランス人の聞こえない学生はフランス手話が母国語ですから、フランス手話でのプレゼンです。

 

聞こえなくて外国人の私は、フランス手話自体も外国語なので、準備が少し大変でしたが、教授(=学部長ですが)が私は日本のろう者の歴史をテーマにしてもいいといってくださって、

高橋潔と西川吉之助という、19世紀から20世紀初頭の日本の聾者の歴史において重要な役割を果たした教育者を選びました。

フランス手話の語彙は事前にフランス人の聞こえない学生に聞いて確認。

プレゼン自体はドイツでたくさん数をこなしてきたのですが、フランスでフランス手話でするのは初めてで少し緊張。

でも終始和やかな雰囲気の中、みんながちゃんとわかるようにすすめることだけを心掛けました。

終わった時には思いがけず、ゼミナールのみんなが拍手をしてくれました。

本当に嬉しかった。

 

 

アーモンドの花

 

年末年始の冷え込みはどこへやら、春のように暖かい日が続いています。

そこかしこにアーモンドの花が咲き乱れ、ミモザもダイナミックな黄色い花をつけ、春の訪れを感じます。

去年の3月には家族で日本に帰国して、満開の桜を楽しんだのを思い出します。

夜も7時くらいまで明るくなり、保育園のお迎えの時間帯も、まだ日が出ているのがいいですね。

市庁舎の近くで撮ったアーモンド。どこかしら桜に似ています。

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1セメスター無事通過

バカンス明けに、1セメスター(9月から1月)の最終成績がでました。

 

フランス人にとっても、相当ハードなセメスターだったとは思いますが、外国人の私にはフランス語のハンディがある分さらにハードルが高かったです。

しかも学期中に2度もドクターストップがかかる始末。。。(汗)1度目は1か月の自宅謹慎を命じられました。

そんなわけだったので、体調回復後できるだけ授業に出席し、課題を出し、期末試験までこぎつけられただけでも、自分の中では合格点だなと思っていて、たくさんの再試験を覚悟していました。

フランスの大学は1セメスターと2セメスターの総合成績を通して、評価されるので1セメスターが思わしくない結果だったとしてもチャンスがあります。また再試験期間というのが6月にあり、結果次第では挽回可能です。

 

ところがふたを開けてみると予想以上の成績に驚きました。

ちょっと信じられないのですが、在籍する学部でのウェイトの大きい科目、フランス語やフランス手話や翻訳などの専門科目でかなり得点を稼げていたおかげで、経済学や法学の成績は芳しいものではなかったのですが、なんと総合成績が平均点を上まわっていたのです。
20点満点の10点を上まわると、再試を受けなくてもよくなるのですが、、。

ちょっと夢のような気持ちですが、何度も心折れそうになったけれど、頑張ってきてよかったのかな。と勇気や希望をもらえました。

いい評価をくださった先生方に本当に感謝しています。

ただまだ2セメスターが終わったわけではないので、奢らず謙虚な気持ちを忘れずに残りを頑張ります。

 

 

 

一時帰国していました

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2月に大学が一週間休みになり、日本に一時帰国しました。

流石フランスバカンス大国。2か月に一度は学校が休みになります。

子供たちが2週間のバカンスに入るので親も自動的にそれに合わせて休暇を取り、家族で旅行に出かけるスタイルが多いです。

大学の場合は、バカンスに合わせて課題が出されたりすることが多いので、バカンスといってもあってないようなものですが。

今回は、初めて息子と二人で日本に帰りました。

育ち盛りの1歳半の息子。コット(ベビーベッド)は事前に予約しておきましたが、14キロまでなので使用するのは今回が最後でしょう。

フランクフルトでの待ち時間が3時間くらいあったため、合計16時間ほどのフライトは1歳半の息子にはとてつもなく長く感じられたことでしょう。

がんばったね、息子よ。

ママも遊び相手にかなり頑張りましたが。。

無事に帰れて両親に数か月ぶりの息子の成長を見せられたのは良かった。それが一番の目的でした。

そして今回の帰国にはもう一つの目的がありました。

フランスに来たばかりのころ、フランス語学校で知り合った日本人のお友達が、生口島の瀬戸田に去年の4月カフェをオープンさせたので、ぜひ訪れたいなぁと思っていました。息子を連れていくか悩みましたが、せっかく言っても落ち着かないことを考えて、日本についてしばらく慣れたころを見計らって母に託してきました。

福山まではのぞみで名古屋から2時間と意外と近いですね。

福山にはお昼前に到着、耕三寺というお寺の前にあるちどりというお店にお友達が連れてってくれ、たこ料理のフルコースをご馳走になりました。こんな贅沢なたこ料理はフランスではなかなか食べられないので本当に嬉しかったです。お友達のカフェにもお邪魔させてもらいました。

カフェテラス瀬戸田

http://www.cafeterrasse-setoda.net/

平山郁夫美術館の斜め向かいにあるロケーションです。
開放感のあるステキな店内で、さんさんと店内に太陽が降り注ぐ中、お友達が入れてくれたコーヒーも自家製のミカンジュースも美味しかったです。

バレンタインデーの翌日だったので、バレンタインの日に作ってお店に出したというハート形のクッキーが添えてありました。

帰り際。近くの名所鞆の浦に立ち寄ってきました。

瀬戸内海のほのぼのとした風景に心身とも癒されて帰ってきました。

ステキな一日をありがとうございました。

2nd semestre 開始

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先週から2セメスターがスタートしました!

クリスマスのバカンス中にキャンパス内の工事がだいぶ進んで、学部のある建物への通り道が完成し、ずいぶん移動が楽になりました。

新しい年で。新しい気持ちで気持ちよくがんばれそうです。

 

学期を一通り通したことで、少し要領が掴めるようになってきたので、前学期のの反省点を踏まえて、今学期は早めからアクションを起こすように心がけました。

 

  • 一部の授業には上級生によるチューター(補講)が昼休みを利用して行われるのですが、そういう情報も早めにチェックして、手話通訳者を確保して出席する。
  • 個人的に上級生のチューターを付けて、フランス語の添削や授業のフォローをしてもらう ⇒ 今朝、学部内の全部の学生にメール配信してもらったらさっそく見つかりました。
  • 経営学などの講義はあらかじめ日本語の文献を入手して概要をつかんでから講義に臨む

 

少しずつ、着実に進歩できますように~。でも楽しく自然体で(^^)